ナウシカ・レクイエム

重厚な弦楽器で、いかにもレクイエムって感じで始まり、途中から小さな女の子が「ランランララランランラン」と歌う超有名な曲です。 この「ランラン」の部分は、絶対に弾きやすいだろうなぁとずっと思っていました。 それだけで選曲したわけではないのですが、今回はこれに取り組んでみました。

前半は、コードをスライドで弾いてます。 やはり、弦楽器の重厚感には及ばないのですが、なんとか雰囲気だけでも感じていただければなによりです。

そして、「ランラン」部分をコードのアルペジオにメロディを絡めるという、私のいつもの手法です。

さらに後半の「ランラン」を、たくさんの音符を高速で弾いて終わるという構成です。 この部分は、複雑そうに見えますが、それほど大したことはしていません。 実際に映画の中で流れている曲でも、このようなアレンジがされていて、それを取り入れただけです。 場面でいえば、おおばばさまが「王蟲が心を開いておる」というあたりです。

私はアレンジするときに、YouTubeで誰かが弾いているのを参考にしたりはしません。 あくまでもオリジナルにこだわり、それを耳コピしたりして、この楽器に都合のよいアレンジに仕上げています。 それが醍醐味でもあり、足枷でもあるのですが、なんとか今回もそれなりに弾けたのではないでしょうか。 なので、よく「どの楽譜を弾いているのですか?」的な質問をいただくのですが、「楽譜はありません」とか「まだ清書していません」と答えるしかありません。

今回も、試作器32号(ソリッドボディ、ピックアップ内蔵タイプ)です。 最近、これしか使ってないのですが、とりあえず。

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