ザナルカンドにて

ゲームのファイナルファンタジーXの挿入曲です。

私が説明しなくても良いような有名な曲です。 このゲームの画と曲に感動した方も多いのではないでしょうか。

そのなかでも、私はこの「ザナルカンドにて」が一番好きです。 だから、弾くというだけのことです。

今回のアレンジをご説明します。 一番の特徴は、曲全体に流れる音域の広いアルペジオです。 とは言っても、3オクターブしかない楽器なので、なんとか工夫するしかありません。

メロディも乗せて弾くので、2オクターブ程度が限界です。 例えば、コードが「C」だったら、ドソドミソドのように弾きます。 これは、ピアノでも一般的なアレンジ方法です。

とは言っても、そんな簡単に済まされないのが、この楽器のアレンジです。 どうしても、伴奏であるはずのアルペジオがメロディより上に出てしまいます。 メロディとアルペジオを違う楽器で弾くのならまだしも、同じ楽器の場合、メロディがぼやけてしまいます。

いろいろと悩んだ結果、「一番最初に弾くべきルートを弾かない」という掟破りのような方法で何とかしてしまいました。 例えば、コードが「C」だったら、一拍目を弾かずに、二拍目のソから弾き始めます。 これにより、低いトーンバーから弾けるので、アルペジオをなんとか収めることができそうです。

今まででも、一拍目でルートを弾かない(弾けない)ことがあっても、一つの曲で2~3箇所程度でした。 しかし、今回は逆にルートを弾くことの方が少ないなんて、どうなってしまうのかとても不安でした。 コード感が薄れてしまうのではないかとか、思っていたのですが、それが逆に不思議な感じなって良い結果になりました。

今回使っているのは、試作器34号(ソリッドボディ)です。

ページのトップに戻る